ファンクションポイントの計測法 (ISO/IEC 20926) に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ 非機能要求を7つのコスト要因で評定し、それぞれに定められた係数を乗じる。
A 16種の機能原始要素を数え、定められた係数を乗じたものを合計する。
B システムの状態数とアサーション (制約の宣言) の件数を数える。
C 過去の類似プロジェクトの実績コストに定められた係数を乗じる。
D データグループと要素処理を数え、それぞれに定められた係数を乗じて合計する。
D
ファンクションポイント法は、ソフトウェアの規模を測定する手法の一つである。
入出力、インターフェースなどの個々の機能を難易度でポイント化して合計し、概算工数などを導き出す。
@ ファンクションポイントでは、非機能要求は評定しない。
A 16種の機能原子要素は定められていない。また、係数についても特に定められている訳ではない。
B 入出力、インターフェースなどの機能数を数える。
C 類推法に関する次の記述である。
D 正しい。
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