OS (オペレーティングシステム) の仮想化に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ 12コアで16Gバイトのメインメモリのコンピュータを用いて、負荷の重くない、2コアのCPUと2Gバイトのメインメモリを有する仮想システム8つを動作させることができる。
A OSの仮想化を実現する方式は、命令すべてをエミュレーション又はシミュレーションで処理することである。
B OSの仮想化をハイパバイザ型で実現する場合は、1つのホストOSと任意個のゲストOSで構成される。
C アーキテクチャが異なるコンピュータ用のOSを仮想化技術で実行することはできない。
D ハイパースレッディングは仮想化を効率よく実行するための仕組みである。
@
@ 正しい。2コアのCPUを有する仮想システム8つを動作させるには、16コア必要という発想の問題と考えられるが、特に制限はない。
A 命令をすべてエミュレーション又はシミュレーションにより処理しているわけではない。
B ハイパバイザは、コンピュータを仮想化し、それらを制御するためのソフトウェアのことである。
なお、1つのホストOSと任意個のゲストOSで構成するハイパザイザを特に、ホスト型ハイパバイザという。
C アーキテクチャが異なるコンピュータ用のOSを仮想化技術で実行することができる。
D ハイパースレッディングは、複数のスレッドを1つのプロセッサで実行することであり、プロセッサの効率を高めるための技術である。
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