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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−28

社員の保有する資格を下表のようにまとめた。資格は、業務上の必要によりA〜Eの5段階にランク分けし、ランクに応じて申請により手当を支給している。この表を第三正規形に変換したとき、表の数は最少でいくつになるか。@〜Dの中から選べ。

┌───┬────┬───┬───┬─────┬────┬────┬───┐
│社員ID│ 社員名 │ 住所 │資格ID│ 資格名 │ 申請日 │資格ランク │手当額│
┝━━━┿━━━━┿━━━┿━━━┿━━━━━┿━━━━┿━━━━┿━━━┥
│ 00123│田中太郎│○○市│ 00011│第一種情報│1994/7/X│  C  │ 6,000│
│   │    │   │   │処理技術者│    │     │   │
├───┼────┼───┼───┼─────┼────┼────┼───┤
│ 00123│田中太郎│○○市│ 00015│技術士  │2000/3/X│  A  │10,000│
├───┼────┼───┼───┼─────┼────┼────┼───┤
│ 00254│佐藤三郎│△△町│ 00030│基本情報 │2005/7/X│  D  │ 1,000│
│   │    │   │   │技術者  │    │    │   │
└───┴────┴───┴───┴─────┴────┴────┴───┘

@ 1  A 2  B 3  C 4  D 5


正解

C


解説

第三正規化は、テーブル内にある主キー以外の項目に従属する関係 (推移従属) を別テーブルに移し、どのテーブルもすべての属性が主キーに対して完全従属の状態にすることである。

主キーは社員ID資格IDである。
社員名住所社員ID関数従属するため、別テーブルとする。
また、資格名資格ランク資格ID関数従属するため、別テーブルとする。
さらに、手当額は主キーではない資格ランクに推移従属するため、別テーブルとする。

従って第三正規形に変換すると以下のとおりとなる。

社員ID, 資格ID, 申請日
社員ID, 社員名, 住所
資格ID, 資格名, 資格ランク
資格ランク, 手当額

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