本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成21年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−23

ネットワークの管理情報に関する次の記述のうち、最も適切なものを選べ。 

@ ARP (Address Resolution Protocol) を用いることで、通信相手の論理アドレスを知らなくても通信が可能となる。

A DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) を用いることで、通信相手の論理アドレスを知らなくても通信が可能となる。

B DNS (Domain Name System) を用いることで、通信相手のドメイン名を知らなくても通信が可能となる。

C TCP (Transmission Control Protocol) では、通信相手を論理アドレスとドメイン名の組合せにより識別する。

D IP (Internet Protocol) では、通信相手を論理アドレスにより識別する。


正解

D


解説

@ ARP は、論理アドレス (IPアドレス) から物理アドレス (MACアドレス) を求めるプロトコルである。

A DHCP は、ノードに対して、起動時に動的に論理アドレスを割り当てる仕組みである。通信相手の論理アドレスを知っておく必要がある。

B DNS はアルファベットのドメイン名とIPアドレスの相互変換のために用いられる。

C TCP は、通信相手を論理アドレスとポート番号の組合わせにより識別する。

D 正しい。

W−22 目次 W−24