ソフトウェアの知的財産権に関する次の記述のうち、最も適切なものを選べ。
@ 特許で保護されている技術を含むソフトウェアをリバースエンジニアリングする行為は、常に特許法に違反する。
A GPL (GNU General Public Licence) は、著作権を放棄することでソフトウェアの流通を促進している。
B ソフトウェアの開発を委託する場合、委託者が開発を継続するためには、開発者の同一性保持権 (著作者人格権の1つ) を契約によって譲渡する必要がある。
C ソースコード (プログラムリスト) は、特許による保護の対象である。
D ビジネス上のアイデアをコンピュータやネットワークを利用して実現する方法は、特許による保護の対象となり得る。
D
@ リバースエンジニアリングは、モデリングツールを使用して、本稼働中のデータベースの定義情報からE-R図などで表現した設計書を生成する手法である。
オブジェクト・コードを逆アセンブルするような場合な特許法に違反するが、アイデアだけを参考にしてリバースエンジニアリングすることは、違法でない場合もある。従って、常に特許法に違反する訳ではない。
A GNU はUNIXに似たフリーのOSである。
GPL は、ライセンスの一つであるが著作権を放棄している訳ではない。
B 同一性保持権は開発委託先にあり、これを放棄する場合は、契約書に明記する必要がある。
C ソースコードは著作権によって保護されない。なお、アルゴリズムは、特許による保護の対象である。
D 正しい。
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