IEEE 802.11無線LANに採用されているアクセス制御方式 CSMA/CA に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。
@ 送信を開始する前に、利用しようとする無線チャネルが使用状態 (ビジー) かどうかを確認する。
A 無線チャネルが使用状態の時は、未使用状態 (アイドル) になるまで送信を待つ。
B 送信を待っていた無線局は、無線チャネルが使用状態から未使用状態になった時点から一定時間待った後、一斉にデータフレームを送信する。
C データフレームを受信した無線局は、他の無線局より短い待ち時間で優先的にACKフレームを送信できる。
D データフレームを送信した無線局は、ACKフレームを受信することで、送信が成功したことを確認する。
B
CSMA/CA (Carrier Sense Multiple Access / Collision Avoidance) は、搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式の略称である。
B 送信を待っていた無線局は、無線チャネルが使用状態から未使用状態になった時点から一定時間 (DIFS = Distributred Inter Frame Space) 待った後、さらに衝突が発生する確率をより低くするためにランダムな時間を待ち、データを送信する。
W−31 | 目次 | W−33 |