日本版SOX法の前提となっている内部統制の枠組みは、6つの構成要素から成る。この6つ構成要素のうち、「ITの利用」以外の5つとして、次のうち最も適切なものを選べ。
@ 「リスクの分析」「リスクの評価」「統制管理」「情報と伝達」「モニタリング」
A 「統制環境」「リスクの評価」「統制活動」「情報と伝達」「モニタリング」
B 「統制計画」「リスクの分析」「統制管理」「情報と伝達」「モニタリング」
C 「統制環境」「リスクの分析」「統制活動」「情報と伝達」「モニタリング」
D 「統制計画」「リスクの評価」「統制管理」「情報と伝達」「モニタリング」
A
企業会計審議会から出されている「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について (意見書) 」によると、
「内部統制とは、基本的に、業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守並びに資産の保全の4つの目的が達成されているとの合理的な保証を得るために、業務に組み込まれ、組織内のすべての者によって遂行されるプロセスをいい、統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング(監視活動)及びIT(情報技術)への対応の6つの基本的要素から構成される。」 と記載されている。
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