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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成18年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−25

IPアドレスに関する次の記述のうち、誤っているものを選べ。

@ DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) を利用することで、IPアドレスの付与を自動的に行うことができる。

A グローバルアドレスは ICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers) などの組織によって管理されており、日本にもIPアドレスを割り当てるための組織がある。

B クライアントサーバ通信において、クライアントはARP (Address Resolution Protocol) を用いて、アクセスするサーバのホスト名をIPアドレスに変換するのが一般的である。

C プライベートアドレスの範囲はRFCによって規定されており、組織内に閉じたネットワークでは自由に利用できる。

D プライベートアドレスを持つ機器がインターネット上の機器にアクセスするときには、プロキシサーバなどグローバルアドレスを持つ機器を経由する。


正解

B


解説

@ DHCPは、ノードに対して、起動時に動的に IPアドレスを割り当てる仕組みである。

A ICANNは、ドメイン名、IPアドレス、プロトコルポート番号などのインターネットの各種資源を世界規模で調整する民間の民間の非営利法人である。

B 誤りである。ARP (Address Resolution Protocol) は、IPアドレスからMACアドレスを求めるプロトコルである。
サーバのホスト名をIPアドレスに変換するのは、DNS (Domain Name System) である。

C RFC (Request for Comments) は、元々は多くの意見を求めるための標準仕様などをまとめた文書のことであった。今では、インターネットに関する事項を規定している場合もある。

D プロキシサーバは、プライベートアドレスを持つ機器に代わって、インターネットに接続するサーバのことである。プロキシには代理という意味がある。

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