並列処理コンピュータアーキテクチャに関する次の説明のうち、最も不適切なものを選べ。
@ どのような並列プログラムでも完全に並列に動作されるわけではなく、逐次処理する部分が含まれる。この逐次部分が並列化による性能向上のボトルネックになる。
A 対称型マルチプロセッサシステムでは、個々のCPUの役割は決まっていず、複数のCPUが同等な立場で処理を分担する。
B 複数のプロセッサが共有バスにアクセスするマルチプロセッサ型コンピュータではバスに調停 (アービトレーション) 機構を設ける必要がある。
C プロセッサの数を増やすと、プロセッサ当りの性能が向上するため、コンピュータ全体の性能が向上する。
D 最近では、インターネットの高速化により、地理的に離れたコンピュータ間をつなげて並列処理を行うグリッドコンピューティングが注目されている。
C
C コンピュータ全体の性能は向上するが、プロセッサ当りの性能はアービトレーションなどにより低下する場合もある。
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