ソフトウェアの要求分析・設計技法として、構造化分析技法、データ中心アプローチ、オブジェクト指向分析・設計技法などがある。以下の項目のうち、これらの技法との関連が最も弱い項目を選べ。
@ 意味ネットワーク
A クラス
B 実体関連図
C データフロー図
D ユースケース
@
@ 正しい。意味ネットワークは、個々の概念をネットワーク形式で表現し、人間の意味記憶を構造化する手法のことである。
A クラスは、システムを構成するクラス間の静的な関連を表す概念である。プロパティ (属性) やメソッド (操作) も含まれる。
B 実体関連図は、概念データモデルを、エンティティとリレーションシップで 表現することによって、データ構造やデータ項目間の関係を明らかにするための技法である。
C データフロー図 (DFD = Data Flow Fiagram) は、企業のビジネスプロセスを、データフロー、プロセス、データストア (ファイル)、データ源泉/データ吸収の四つの基本要素で抽象化して表現するための技法である。
D ユースケースは、ユーザなどシステムの外部から見た振る舞いのことである。
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