単一の待ち行列を持つディスク装置に対して1秒当たり100回の要求が発生する。ディスク装置のサービス時間の平均を3ミリ秒とし、待ち行列内の平均要求数を求め、最も近い値を次の中から選べ。
@ 0.13 A 0.14 B 0.15
C 0.16 D 0.17
@
待ち行列のM/M/1モデルを適用する。
処理中も含めた平均待ち行列は ρ/(1−ρ) で求められ、
平均要求数、すなわち待ち行列のみは
ρ/(1−ρ) − ρ = ρ2/(1−ρ) で求められる。
ここで ρ は 利用率で ρ = λ/μ = 到着率/サービス率である。
到着率:単位時間当たりの要求数
サービス率:単位時間当たりの処理数
問題文より
λ = 100回/秒
μ = 1,000÷3 = 333.3回
ρ = 100÷333.3 = 0.3
従って、待ち行列は 0.32/(1−0.3) = 0.129である、
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