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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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WORD Tips

WORD Tips 020 タブとその設定

次の例のように、文字面が合わなかったり、小数点の位置が合わなかったりして、なんとなくぎこちない思いをしたことはありませんか?

   1ドル     (アメリカ)   111.11
   1ユーロ   (ヨーロッパ)  120.22
   1カナダドル (カナダ)    89.31
   1バーツ    (タイ)      2.99


こんなときには、タブ(Tab)が便利です。

@ “1ドル”の後に「Tab」キーを適当に (2回ぐらい) 入力して、“(アメリカ)”と入力し、さらに「Tab」キーを押して、“111.11”と入力します。
  ※Tabの回数は適当に、文字面が合うように入力してください。

A 改行して、“1ユーロ”の後に@に準じて「Tab」を入力して、
 “(ヨーロッパ)”と入力し、さらに「Tab」キーを押して、“120.22”と入力します。

B 以下、文字面があうように調整して、入力していきます。
 
これでめでたしめでたし。
 

と思いきや、微妙に小数点の位置がずれてしまいます。
(フォントがメイリオ、MS Pゴシック、MS P明朝などの場合は、起こりやすい。)

●ここで、裏技!


方法

まず、前提として、ルーラが表示されていなければなりません。
 

※表示されていないときは、
 リボンの『表示』→『ルーラー』にチェックを入れてください。
 また、表示モードは、「印刷レイアウト表示」でないといけませんので、
 リボンの『表示』→『印刷レイアウト』を選んでください。
 

@ まず、ルーラの左端のマークが (左揃えタブ)になっているのを確認してください。
 
※左揃えタブになっていないときは、ルーラの左端のマークをマウスでクリックし、
 左揃えタブにします。
 マークの上にマウスカーソルを持っていくと、しばらくしたら吹き出しが出るので便利です。

A ルーラ内の「8」あたりをマウスの左ボタンでクリックします。
 ※使用する単位によって目盛りの数値は異なります。
 
B 次に、ルーラの左端のマークが (小数点揃えタブ)になるまでマウスでクリックします。

C ルーラ内の「18」あたりをマウスの左ボタンでクリックします。
 

これで準備完了です。
もう一度、今度は次のように入力していきましょう。

1ドル → 「Tab」 → 「(アメリカ)」 → 「Tab」 → 「111.11」 → 「Enter」キー
1ユーロ → 「Tab」 → 「(ヨーロッパ)」 → 「Tab」 → 「130.22」 → 「Enter」キー
1カナダドル → 「Tab」 → 「(カナダ)」 → 「Tab」 → 「89.31」 → 「Enter」キー
1バーツ → 「Tab」 → 「(タイ)」 → 「Tab」 → 「2.99」 → 「Enter」キー

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