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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和3年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問36

2.4GHz帯の無線LANのアクセスポイントを、広いオフィスや店舗などをカバーできるように分散して複数設置したい。2.4GHz帯の無線LANの特性を考慮した運用をするために、各アクセスポイントが使用する周波数チャネル番号の割当て方として、適切なものはどれか。

ア PCを移動しても、PCの設定を変えずに近くのアクセスポイントに接続できるように、全てのアクセスポイントが使用する周波数チャネル番号は同じ番号に揃えておくのがよい。

イ アクセスポイント相互の電波の干渉を避けるために、隣り合うアクセスポイントには、例えば周波数チャネル番号1と6、6と11のように離れた番号を割り当てるのがよい。

ウ 異なるSSIDの通信が相互に影響することはないので、アクセスポイントごとにSSIDを変えて、かつ、周波数チャネル番号の割当ては機器の出荷時設定のままがよい。

エ 障害時に周波数チャネル番号から対象のアクセスポイントを特定するために、設置エリアの端から1、2、3と順番に使用する周波数チャネル番号を割り当てるのがよい。


正解


解説

ア アクセスポイント相互の電波の干渉を避けるためにも、アクセスポイントが使用する周波数チャネル番号は変えるほうがよい。

イ 正しい。隣り合ったチャンネルは、電波の帯域が重なるために、通信にロスが発生する。

ウ アクセスポイント相互の電波の干渉を避けるためにも、周波数チャネル番号の割当ては変える方がよい。

エ 隣り合ったチャンネルは、電波の帯域が重なるために、通信にロスが発生する。

問35 目次 問37