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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和3年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問30

コストベースのオプティマイザがSQLの実行計画を作成する際に必要なものはどれか。

ア ディメンジョンテーブル

イ 統計情報

ウ 待ちグラフ

エ ログファイル


正解


解説

オプティマイザは、SQL 文を実行するための一連の手順候補の中から、最も効率よくSQL を実行できる方法を判断する機能のことである。

ア ディメンジョンテーブルは、例えば商品売上を分析する際の切り口としての、商品、期間、顧客などの属性表のことである。

イ 正しい。コストベースのオプティマイザは、統計情報に基づいて、最もコストの低いSQLの実行計画を作成する。なお、Optimize には最適化の意味がある。

ウ 待ちグラフは、DBMSにおいて、デッドロックを検出するために使われるデータ構造である。

エ ログファイルは、操作履歴や、発生した事象の履歴を記録したファイルである。

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