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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成31年度 春期 基本情報技術者試験問題と解説

問35

OpenFlowを使ったSDN (Software-Defined Networking) の説明として、適切なものはどれか。

ア RFIDを用いるIoT (Internet of Things) 技術の一つであり、物流ネットワークを最適化するためのソフトウェアアーキテクチャ

イ 様々なコンテンツをインターネット経由で効率的に配信するために開発された、ネットワーク上のサーバの最適配置手法

ウ データ転送と経路制御の機能を論理的に分離し、データ転送に特化したネットワーク機器とソフトウェアによる経路制御の組合せで実現するネットワーク技術

エ データフロー図やアクティビティ図などを活用し、業務プロセスの問題点を発見して改善を行うための、業務分析と可視化ソフトウェアの技術


正解


解説

ア EPC globalネットワークの説明である。EPC (Electronic Product Code) は、GS1で標準化された電子タグに書き込むことでモノを識別するためのコードの総称である。
なお、GS1 (Global Standard One) は、世界の流通分野などにおいて、流通コードなどの管理や流通標準仕様を定め、普及活動を行っている国際機関のことである。

イ CDN (Content Delivery Netowork) の説明である。

ウ 正しい。

エ システムの分析や設計を行うための技術の説明と考えられる。
なお、アクティビティ図が含まれるUML (Unified Modeling Language) は、オブジェクト指向設計を支援する様々な手法を統一して標準化したものであり、クラス図やアクティビティ図などのモデル図によってシステムの分析や設計を行うための技法である。

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