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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問13

CPUと磁気ディスク装置で構成されるシステムで、表に示すジョブA、Bを実行する。この二つのジョブが実行を終了するまでのCPUの使用率と磁気ディスク装置の使用率との組合せのうち、適切なものはどれか。ここで、ジョブA、Bはシステムの動作開始時点ではいずれも実行可能状態にあり、A、Bの順で実行される。CPU及び磁気ディスク装置は、ともに一つの要求だけを発生順に処理する。ジョブA、Bとも、CPUの処理を終了した後、磁気ディスク装置の処理を実行する。
                          単位 秒
  ┌───┬────────┬─────────────┐
  │ジョブ│CPUの処理時間│磁気ディスク装置の処理時間│
  ├───┼────────┼─────────────┤
  │ A │    3   │       7     │
  ├───┼────────┼─────────────┤
  │ B │   12   │      10     │
  └───┴────────┴─────────────┘

   ┌───────┬────────────┐
   │CPUの使用率│磁気ディスク装置の使用率│
 ┌─┼───────┼────────────┤
 │ア│  0.47 │    0.53    │
 ├─┼───────┼────────────┤
 │イ│  0.60 │    0.68    │
 ├─┼───────┼────────────┤
 │ウ│  0.79 │    0.89    │
 ├─┼───────┼────────────┤
 │エ│  0.88 │    1.00    │
 └─┴───────┴────────────┘


正解


解説

A→Bの順に実行される。CPUと磁気ディスク装置の処理は並行して行えることに留意する。

ジョブAを、ジョブBをで表現すると、以下の通り、25秒で処理が終了する。

      123456789 1011121314151617181920 2122232425
CPU   
■■■■■■■■■ ■■■■■■
磁気ディスク   
■■■■■■ ■     ■■■■■ ■■■■■

この15秒間にCPUを使用していたのは、Aが3秒、Bが12秒で合計15秒間であるため、CPUの使用率は、15 ÷ 25 = 60%

また、磁気ディスク装置を使用していたのはAが7秒、Bが10秒で合計17秒間であるため、磁気ディスク装置の使用率は、17 ÷ 25 = 68% となる。

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