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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 秋期 基本情報技術者試験問題と解説

問51

ファンクションポイント法の説明はどれか。

ア 開発するプログラムごとのステップ数を積算し、開発規模を見積もる。

イ 開発プロジェクトで必要な作業のWBSを作成し、各作業の工数を見積もる。

ウ 外部入出力や内部論理ファイル、外部照会、外部インタフェースファイルの個数と特性などから開発規模を見積もる。

エ 過去の類似例を探し、その実績や開発するシステムとの差異などを分析・評価して開発規模を見積もる。


正解


解説

ア プログラムステップ法の説明である。

イ 標準タスク法の説明である。

ウ 正しい。

エ 類推法の説明である。
なお、よく似た手法にCOCOMO (COnstructive COst MOdel) がある。COCOMOは、予想プログラムソースコードの行数を基に、プログラマの能力や再利用できるソフトウェアの量、過去のシステム開発の生産性に関するデータなど、様々な要因から開発規模を見積もり、これに補正係数 (コストドライバ) を掛けて工数を見積もる方法である。

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