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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 秋期 基本情報技術者試験問題と解説

問38

非常に大きな数の素因数分解が困難なことを利用した公開鍵暗号方式はどれか。

ア AES

イ DH

ウ DSA

エ RSA


正解


解説

ア AES (Advanced Encryption Standard) は、DES (Data Encryption Algorithm) の後継としてアメリカ合衆国で制定された次世代標準暗号化方式である。共通鍵暗号方式である。

イ DH (Diffie-Hellman鍵共有アルゴリズム) は、盗聴される可能性のある通信路を使って秘密鍵を安全にやりとりするための暗号鍵交換アルゴリズムである。

ウ DSA (Digital Signature Algorithm) は、解読の困難さの根拠に離散対数問題 (Discrete Logarithm Problem = DLP) を利用したディジタル署名方式の一つである。

エ 正しい。RSA は、考案したRivest氏、Shamir氏、Adleman氏の頭文字をとって名付けられた。

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