本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成28年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問44

スパムメール対策として、サブミッションポート (ポート番号587) を導入する目的はどれか。

ア DNSサーバに登録されている公開鍵を用いて署名を検証する。

イ DNSサーバにSPFレコードを問い合わせる。

ウ POP before SMTPを使用して、メール送信者を認証する。

エ SMTP-AUTHを使用して、メール送信者を認証する。


正解


解説

ア 署名を検証する目的でサブミッションポートを導入するわけではない。

イ SPF (Sender Policy Framework) レコードは、ドメインからのメールの送信を許可されているメールサーバーを特定するDNSレコードの一種である。

ウ POP before SMTPは、メール送信を行う際のユーザ認証技術であるが、サブミッションポートを導入する目的ではない。

エ 正しい。サブミッションポートは、TCP 25番ポート以外でメールサーバにメール送信を行うための送信専用のポートである。一般にサブミッションポートを利用してメールを送信する場合は、SMTP AUTH (SMTP認証) と併せて使用する。

問43 目次 問45