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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 秋期 基本情報技術者試験問題と解説

問64

改善の効果を定量的に評価するとき、複数の項目の評価点を統合し、定量化する方法として重み付け総合評価法がある。表の中で優先すべき改善案はどれか。

 ┌────┬─────┰───────────┐
 │    │評価項目の┃    改善案    │
 │評価項目│     ┠──┬──┬──┬──┤
 │    │  重み  ┃案1│案2│案3│案4│
 ├────┼─────╂──┼──┼──┼──┤
 │ 省力化 │  4  ┃ 6 │ 8 │ 2 │ 5 │
 ├────┼─────╂──┼──┼──┼──┤
 │期間短縮│  3  ┃ 5 │ 5 │ 9 │ 5 │
 ├────┼─────╂──┼──┼──┼──┤
 │資源削減│  3  ┃ 6 │ 4 │ 7 │ 6 │
 └────┴─────┸──┴──┴──┴──┘

ア 案1  イ 案2  ウ 案3  エ 案4


正解


解説

案1の総合評価: 4×6 + 3×5 + 3×6 = 24+15+18 = 57
案2の総合評価: 4×8 + 3×5 + 3×4 = 32+15+12 = 59
案3の総合評価: 4×2 + 3×9 + 3×7 = 8+27+21 = 56
案4の総合評価: 4×5 + 3×5 + 3×6 = 20+15+18 = 53

従って、案2が優先すべき改善案となる。

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