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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成25年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問74

バスタブ曲線を説明したものはどれか。

ア 抜取り検査において、横軸にロットの不良率、縦軸にロットの合格率をとると、ある不良率のロットが合格する確率を知ることができる。不良率が高くなると合格率は下がる。

イ プログラムのテストにおいて、横軸にテスト時間、縦軸に障害累積数をとると、その形状は時間の経過に伴って増加率が次第に高くなり、ある時点以降は増加率が次第に鈍化し、一定の値に漸近していく。

ウ 横軸に時間、縦軸に故障率をとって経過を記録すると、使用初期は故障が多く、徐々に減少して一定の故障率に落ち着く。更に時間が経過すると再び故障率は増加する。

エ 横軸に累積生産量、縦軸に生産量1単位当たりのコストをとると、同一製品の累積生産量が増加するにつれて生産量1単位当たりのコストが逓減していくという経験則を表す。


正解


解説

ア OC曲線の説明である。

イ 信頼度成長曲線の説明である。代表的なモデルとしてゴンペルツ曲線ロジスティック曲線がある。

ウ 正しい。バスタブは、浴槽の意味がある。

エ 経験曲線の説明である。

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