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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成25年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問26

音声などのアナログデータをディジタル化するために用いられるPCMで、音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理はどれか。

ア 逆量子化

イ 標本化

ウ 符号化

エ 量子化


正解


解説

PCM (Pulse Code Modulation) は、音声などのアナログ信号をデジタル信号に変換する方式の一つである。標本化 → 量子化 → 符号化の順に処理する。

ア 逆量子化は、量子化された数値を連続信号に変換することである。

イ 正しい。標本化は、連続信号を一定の間隔でとびとびの値で離散信号として測定し、その値を収集することである。

ウ 符号化は、量子化されたデータを2進数で表現することである。

エ 量子化は、標本化で得られた離散信号の値を、整数などで近似的に表現することである。

問25 目次 問27