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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問30

インデックス方式のうち、キー値を基に算出して格納位置を求めるとき、異なったキー値でも同一の算出結果となる可能性があるものはどれか。

ア B木インデックス

イ 転置インデックス

ウ ハッシュインデックス

エ ビットマップインデックス


正解


解説

ア 木インデックスは、木構造で格納位置を求めるため、異なったキー値で同一の算出結果となることはない。

イ 転置インデックスは、全文検索を行う対象となる文書に対して、単語の位置情報を格納する。従って、異なったキー値 (単語) では格納位置が異なる。

ウ 正しい。ハッシュインデックスは、ハッシュ関数用いて格納位置を求める。
なお、ハッシュ関数は、ある入力値から唯一に決まる固定値を生成する関数のことである。

エ ビットマップインデックスは、キーが取り得る値に対してそれぞれにビット列 (ビットマップ) を用意し、ビットがオンの位置から格納位置を求める。

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