本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成22年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問54

ソフトウェア開発の見積りに使われるファンクションポイント法に関する記述として、適切なものはどれか。

ア ソースプログラムの行数を基準に、アルゴリズムの複雑さを加味して、ソフトウェアの開発期間を見積もる。

イ ソフトウェアの規模を基準に、影響要因を表す補正係数を使って、ソフトウェアの開発工数とコストを見積もる。

ウ 単位規模当たりの潜在バグを予測することによって、ソフトウェアの品質を見積もる。

エ 帳票数、画面数、ファイル数などのデータを基に、システム特性を考慮して、ソフトウェアの規模を見積もる。


正解


解説

ア プログラムステップ法に関する記述である。

イ COCOMO (COnstructive COst MOdel) に関する記述である。

ウ ソフトウェア開発の見積もりに関する記述ではない。バグ埋め込み法による、ソフトウェアの品質に主眼を置いた管理手法である。

エ 正しい。ファンクションポイント法は、外部入力外部出力外部照会内部論理ファイル外部インターフェイスの5つの型を機能数 (ファンクション数) としてカウントし、これらの件数に、複雑度を勘案してソフトウェアの規模を見積もるものである。

問53 目次 問55