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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 秋期 高度情報技術者試験問題と解説

問10

コンピュータグラフィックスに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア テクスチャマッピングは、すべてのピクセルについて、視線とすべての物体との交点を計算し、その中から視点に最も近い交点を選択することによって、隠面消去を行う。

イ メタボールは、反射・透過方向への視線追跡は行わず、与えられた空間中のデータから輝度を計算する。

ウ ラジオシティ法は、拡散反射面間の相互反射による効果を考慮して拡散反射面の輝度を決める。

エ レイトレーシング法は、形状が定義された物体の表面に、別に定義された模様を張り付けて画像を作成する。


正解


解説

ア テクスチャマッピングは、形状が定義された物体の表面に、別に定義された模様を張り付けて画像を作成する技法である。
陰面処理は、すべてのピクセルについて、視線とすべての物体との交点を計算し、その中から視点に最も近い交点を選択することによって、隠面消去を行うことである。

イ メタボールは、物体を球や楕円体の集合として擬似的にモデル化する技法である。

ウ 正しい。

エ レイトレーシング法は、レイレーシングは光源 (ray) からの光線の経路を追跡 (tracing) することによって、光の反射や透過などを表現し、3次元CGで物体の形状を描画する技法である。

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