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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−6

以下の表は、 アルファベットA={a、b、c、d}に対する符号C1〜C5を示している。情報源符号化に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 ┌───┬────┬────┬────┬────┬────┐
 │ A │ C1 │ C2 │ C3 │ C4 │ C5 │
 ├───┼────┼────┼────┼────┼────┤
 │ a │0   │0   │00  │00  │0   │
 ├───┼────┼────┼────┼────┼────┤
 │ b │1   │1   │10  │01  │10  │
 ├───┼────┼────┼────┼────┼────┤
 │ c │10  │10  │01  │10  │110 │
 ├───┼────┼────┼────┼────┼────┤
 │ d │10  │11  │011 │11  │111 │
 └───┴────┴────┴────┴────┴────┘

 @ 符号C1は正則であるが、 一意復号可能ではない。

 A 符号C2は正則であり、一意復号可能である。

 B 符号C3は一意復号可能ではないが、瞬時符号である。

 C 符号C4は一意復号可能であり、瞬時符号である。

 D 符号C5は一意復号可能であるが、瞬時符号ではない。


正解

C


解説

正則は、変換前の文字が異なれば、符号化後も異なることである。
符号C1は、c も d も符号化後は10であるため、正則ではない。
符号C2〜C5は、正則である。

一意復号可能は、復元した場合に一意に復元できることである。
符号C1の場合、例えば符号化した結果が 10 であれば、復号化するとbaになるのかcになるのか決定できない。
同様に符号C2も一意復号可能ではない。
C3、C4、C5は一意復号可能である。

瞬時符号は、符号の最終ビットを読んだ時点で復元できることである。
C1、C2は復号化できないため、瞬時符号ではない。
C3は、01011の場合、cの復元に3番目の0を読まないと判断できないので瞬時符号ではない。
C4、C5は瞬時符号である。

ちなみに 
a:1
b:10
c:100
d:1000 の場合、
符号化した結果が、1100であれば、最初の1を読んだ段階では a が決まらず、2文字目の1を読んだ時に初めて、a が決定できるため、瞬時符号ではない。

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