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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−8

要求獲得方法としての、構造化インタビュー、半構造化インタビュー、非構造化インタビューに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

@ 構造化インタビューは、インタビュアーが本人でなくてもよいが、適切な選択肢を作る必要がある。

A 半構造化インタビューは、事前に質問項目を準備しておくが、探りや変更が可能なので、インタビューに時間がかからない。

B 非構造化インタビューは、分析方法が質的であり、整理に時間がかかる。

C 構造化インタビューは、調査票を使用することが多く、回答者間の回答を比較しやすい。

D 非構造化インタビューは、インタビュアーが必ず同一人でなければならない。話題がずれやすいことが欠点である。


正解

A


解説

@ 構造化インタビューは、一問一答式のアンケート調査に近い方法である。

A 不適切である。半構造化インタビューは、非構造化インタビューに比べると時間はかからないが、構造化インタビューよりは時間がかかる。最も不適切なものということで、Aが正解と考えられる。

B 非構造化インタビューには、実際に対象物を使用してもらいながら行うエスノグラフィックインタビューや会場などで行う深層インタビューがある。

C 正しい。

D 正しい。

T−7 目次 T−9