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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−3

FPGA (Field Programmable Gate Array) に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

@ 論理ブロックの実現方式の1つにマルチプレクサ方式がある。

A I/OブロックはI/Oピンと内部の配線要素を接続する。

B コンフィギュレーションメモリによって論理関数が決められる。

C マスクデータを作成することで論理ブロック間の任意の配線を実現する。

D FPGAが採用するプロセス技術は一般のASICより微細化が進んでいる。


正解

C


解説

FPGAは、ユーザーが現場 (フィールド) で自由に回路をプログラムできるデバイスのことである。

@ 正しい。マルチプレクサ方式は、複数の入力を一つの信号として出力する方式のことである。

A 正しい。

B 正しい。コンフィグレーションは設定のこと、論理関数は、ある条件の真偽を判定することである。

C 不適切である。スイッチマトリクスを作成することで論理ブロック間の任意の配線を実現する。

D 正しい。ASIC (Application Specific Integrated Circuit) は、特定用途向け集積回路のことである。ASICはROMであるため、書き換えができない。

T−2 目次 T−4