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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−20

ソフトウェアのアジャイル開発に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ 継続的インテグレーションとは、稼働しているソフトウェアを停止することなく、ソフトウェアの改良を行う開発方法である。

A スクラムにおけるスプリントレビューでは、スプリントにより生成された製品の確認とスプリントにおける問題点の洗い出しと改善策を議論する。

B スクラムにおけるプロダクトバックログとは、これまでの達成されたタスクの履歴をまとめたものであり、開発の進捗を把握することができる。

C バーンダウンチャートとは、プロジェクトの状況を把握するのに利用され、縦軸が残りの必要作業量、横軸が時間やイテレーションの回数を表す。

D ペアプログラミングとは、2人1組でソフトウェアを開発する方法であり、各自が作成したソフトウェアのよい部分を選択し、統合することでソフトウェアを開発する。


正解

C


解説

@ 継続的インテグレーションは、開発物を頻繁に結合し、テストを行うことで問題の早期発見と、開発の効率化や省力化を図る手法である。
A スプリントは、1か月以下の短期間で行うアジャイル開発のことであり、計画から開発、レビュー、次への改善計画などまでが含まれる。
 スプリントレビューは、スプリントにより生成されたインクリメントの検査と必要に応じて、プロダクトバックログの対応を行うことであり、スプリントにおける問題点の洗い出しと改善策を議論する場面ではない。
 なお、インクリメントは、アジャイル開発において、徐々に開発される成果物のことである。
 increment 自体には少しずつ増加するという意味があり、コンピュータ用語では、+1するという意味もある。
B プロダクトバックログは、製品に必要な全ての機能が列挙された一覧のことである。これまでの達成されたタスクの履歴ではない。
C 正しい。
D ペアプログラミングとは、2人のプログラマが1組となって開発を行うことである。
 「ドライバ」と呼ばれる方がコーディングし、「ナビゲータ」がチェックする。
 各自が作成したソフトウェアのよい部分を選択し、統合する開発手法ではない

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