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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成27年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−11

Web関連技術に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ HTTPとは、文書構造や属性 (レイアウト、文字の大きさ) などに加え、ハイパーリンクを指定するための文書構造記述言語である。

A HTMLは、Webブラウザ上での表現手段の提供を目的としたマークアップ言語XMLが業務アプリケーションで不可欠な情報処理には適さないことを解決するために、開発された。

B CGIはクライアント側で動くプラグインアプリケーションの代表的な技術で、これによって、帳票の表示や複雑なアプリケーションなどをサーバ側に負担をかけることなく実行できる。

C URLとは、インターネット上の資源 (オブジェクト) をアクセスするための方法とその位置を指定するものである。

D Webサーバに実装されるJavaScriptは、Webクライアントからの要求に応じて、データベースなど外部プログラムを呼び出し、実行結果をクライアントに返すための仕組みである。


類題

H28 T-11


正解

C


解説

@ HTMLに関する記述である。
HTTP (HyperText Transfer Protocol) は、ブラウザとWebサーバ間でデータをやりとりするためのプロトコル (規定、取決め) ことである。

A HTML (HyperText Markup Language) は、文書構造や文字の属性などに加え、ハイパーリンクを指定するための文書構造記述言語である。
XML (eXtensible Markup Language) は、HTMLが業務アプリケーションで不可欠な情報処理には適さないことを解決するために、開発された。

B JavaScriptに関する記述である。
CGI (Common Gateway Interface) は、Webサーバが、クライアントからの要求に対して、ユーザプログラムを動作させるためのインターフェースのことである。アクセスカウンタや電子掲示板などがCGIの代表例。

C 正しい。URLはUniform Resource Locatorの略である。

D CGIに関する記述である。JavaとJavaScriptは名前は似ているが異なる。
Java:コンパイルが必要なプログラミング言語。
JavaScript:コンパイル不要のスクリプト言語。

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