平成24年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
W−19
2点間でTCPを用いてデータを転送する。2Gbpsの帯域をもつ通信回線において
往復の遅延が500マイクロ秒、TCPのウィンドウサイズを50KBとするとき、1秒あたりの
データ転送量の上限値に最も近い値はどれか。

 @ 20Mバイト
 A 50Mバイト
 B 100Mバイト
 C 200Mバイト
 D 400Mバイト




【正解】 B
ウィンドウサイズは一度に送受信できるデータ量のことであるが、
受信側が1度に受信できるデータ量のことを指すことが多い。

2Gbpsの帯域をもつ通信回線であるから
ウィンドウサイズ50KBに達するまでには
50,000 × 8 / 2,000,000,000 = 0.0002秒 = 200マイクロ秒かかる。
これに往復の遅延時間500マイクロ秒が加わるため
200 + 500 = 700マイクロ秒かかる。 

700マイクロ秒で50KBが伝送できるということは、1秒当たりのデータ転送量は
50k÷0.0007 = 71429kバイト = 
71.4Mバイト

最も近い値はAの50Mバイトであるが、
上限値に最も近い値は
100Mバイトである。


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