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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−19

下図に示すようなトポロジを持つMANET (Mobile Ad-hoc Network) において、送信元ノードSから宛先ノードDにデータを転送したい。ルーティングプロトコルにDSR (Dynamic Source Routing) を用いるとき、経路探索プロセスにおけるRREQ (Route Request) パケットのフラッディングからRREP (Route Reply) パケットの受信までを含めた宛先ノードまでのデータ転送に要する時間を@〜Dの中から選べ。
 ただし、経路探索の開始からデータ転送完了までの間、トポロジの変化が起きないものとする。また、ノード間1ホップの通信時間を同じと仮定し、この時間を単位時間Tとする。ノード上での計算時間は無視するものとし、ノード上で経路情報のキャッシュも行われていないものとする。データ転送時の確認応答 (Acknowledgement) に要する時間も無視するものとする。

 

@ 3T  A 4T  B 6T  C 9T  D 12T


正解

C


解説

S → A → B → Dが最も短い経路となりその時間は3Tである。
RREQ (経路要求) → RREP (経路返答) により経路が確立し、宛先ノードまでのデータ転送が行われる。

従って、パケットのフラッディングから宛先ノードまでのデータ転送に要する時間は、
3T + 3T + 3T = 9Tである。

なお、フラッディングは、接続されているすべてのノードにパケットを送信することであるが、ネットワーク環境では、スイッチングハブで行われる。

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