平成22年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
W−19
下図に示すようなトポロジを持つMANET (Mobile Ad-hoc Network) に
おいて、送信元ノードSから宛先ノードDにデータを転送したい。ルーティング
プロトコルにDSR (Dynamic Source Routing) を用いるとき、経路探索
プロセスにおけるRREQ (Route Request) パケットのフラッディングから
RREP (Route Reply) パケットの受信までを含めた宛先ノードまでの
データ転送に要する時間を@〜Dの中から選べ。
ただし、経路探索の開始からデータ転送完了までの間、トポロジの変化が
起きないものとする。また、ノード間1ホップの通信時間を同じと仮定し、
この時間を単位時間Tとする。ノード上での計算時間は無視するものとし、
ノード上で経路情報のキャッシュも行われていないものとする。データ転送時の
確認応答 (Acknowledgement) に要する時間も無視するものとする。
 

@ 3T  A 4T  B 6T  C9T  D12T



【正解】 C

S→A→B→Dが最も短い経路となりその時間は3Tである。
RREQ (経路要求) → RREP (経路返答) により経路が確立し
宛先ノードまでのデータ転送が行われる。

従って、パケットのフラッディングから宛先ノードまでのデータ転送に要する
時間は、3T + 3T + 3T =
9Tである。

なお、
フラッディングは、接続されているすべてのノードにパケットを
送信することであるが、ネットワーク環境では、スイッチングハブで行われる。

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