平成20年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
W−15
将棋のように2人が交互に1手ずつ指し、相互の意思決定 (もしくは展開) が
すべて与えられる完全情報ゲームの対戦アルゴリズムについて考える。いま、
先手番のある局面Xにおいて、先手がとりうる手はa、b、c、dの4つある。
このうちの最適の手を求めるために、3手先までの先読みを行ったところ、
下図のようなゲーム木が得られた。○内の数字は3手先の後手番の局面に
おける評価値であり、数値が大きいほど先手が有利であることを示す。
ミニマックス法を用いた場合、局面Xでの先手の最適な手として選ばれる
ものは、@〜Dのうちのどれか。



 @ a  A b  B c  C d D 最適な手は一意に定まらない




【正解】 C

ミニマックス法は、想定される最大損害が最小になるような選択肢を選択する
方法である。

3手先の後手番の局面における評価値の
最も大きい方が、2手先の
先手番の局面における評価値となるように選択する。
つまり、左から順に以下のとおりとなる。
 5、2   1   3、−1、6   4、3

2手先の先手番の局面における評価値の
最も小さい方が、1手先の
後手番の局面における評価値となるように選択する。
つまり、左から順に以下のとおりとなる。
 2、 1、 −1、 3

1手先の後手番の局面における評価値の
最も大きい方が、今の
先手番の局面における評価値となるように選択する。
つまり
3 (d) を選択する。


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