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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成16年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−19

ソフトウェア開発のモデルとして、1980年代にスパイラルモデルが提案された。次の項目のうち、スパイラルモデルの説明として最も適切でないものを選択せよ。

@ 当時すでに存在していたウォータフォールモデルの欠点を解決するためのモデルである。

A 開発の各段階で、形式的仕様記述により高品質を達成する。

B 開発の各段階で、プロジェクトが有するリスクを分析する。

C 開発の各段階で、プロトタイプピング方式によりインタフェース仕様や性能の確認をとる。

D 開発の各段階で、目標設定、評価、開発・検証、次工程の計画を繰り返す。


正解

A


解説

スパイラルモデルは、要件定義、システム外部設計、内部設計、プログラミング、テストの各工程を繰り返して開発するプロセスモデルである。

Aは、形式手法モデル (Formal Method Model) の説明である。

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